- 支笏湖のブラウントラウトが新聞、雑誌で取り上げられていますが、私見を述べたいと思います。
- 波が遡ってくるような河口で何回か釣れた。
- 森町の鳥崎川で6年前、肉眼で見える程いた山女魚の新子の群れを殆ど見なくなった。
- ランディングした30cm程のブラウンが山女魚の新子を吐き出した。
- 森町沖の定置網にブラウンがかかる。
- 長万部漁港でブラウンの若魚がルアーに食いついた。
- これだけの事実では、あまりにもデーターが少なくて結論を出すことはできません。
- しかし、次のような推論の可能性もあるのではないでしょうか。
- 鳥崎川や静狩川のブラウンの一部は降海し、噴火湾を回遊する。
- そのブラウンが噴火湾に注ぐ河川に疏上する。
- 魚食性の強い彼等は、その川の在来種に影響を与える。
- これらを否定するデーターがない以上、ゲリラ放流は厳に慎むべきでしょう。
故、西山徹さんが「北海道にはブラウンと性質もファイトも同じアメマスというネイティブトラウトがいるのに何故、北海道の釣り人の一部に・・・」といった旨を述べていました。
海と源流をネイティブトラウトが行き来する環境こそ、北海道の釣人が尊重すべきものだと考えます。 |