海アメ釣りトライ&エラー

2000初冬〜2001春

2001.5.13    北檜山

今回は先輩の巻いたスカッドをフィールドテストするために、風が強かったけどフライに挑戦。
太櫓の港にはアマゴでいう所のシラメ、いわゆる降海型ヤマベの群れが入っていた。
インターミディエイトラインでスカッドの中層早引きで入れ喰い。内水面や河口規制区域外とはいえ、サクラマス様の仔をこんなに釣っちゃイカンイカン。と思いつつもドライフライまで試してしまいました。リリースする際、フックが外れてもスカッドの毛がヤマベの歯に絡まってフライにぶら下がったままという事が何度かあった。
中央の防波堤から今度は岸側に向かってキャストすると一投目で何と60cmオーバーの海アメがヒット。
チビヤマベの時は圧倒的にオーバーパワーだった8番ロッドが、油断すると伸されそうになる。
やっとの事で寄せたがタモがないので岸壁に上げられない。一か八か持ち上げようとしたが、やはりだめでリーダーとティペットの結節から切れてしまった。あ〜あ。
煙草を吸って震えを止め、気を取り直してスカッドをリトリーブしていると、またもや60cmがチェイスしてきた。そして目の前でヒット!
マッハでラインをリールに回収しつつ今度は何とかスロープのある場所まで誘導。海藻の中に走られてもう駄目かなというシーンを何度か繰り返した後、奇蹟的にキャッチに成功。もう腕はパンパン膝はガクガク。
フライ下手っぴで、すぐにルアーを取りに戻る自分が今回はフライオンリーで通した。
その結果、中層早引きでヤマベ、表層で海アメ。底のチョン引きで海ウグイというパターンがわかった。
「わかった」からといって次回も釣れるとは限らない事もわかっているのだが。
釣果
アメマス    3匹        35cm〜60cm
海ヤマベ?!  20匹位   15cm
ウグイ  4匹   30cm〜45cm
ホッケ  1匹   30cm
ヒットフライ
スカッド、エルクヘアカディス


2001.5.2〜5.4    北檜山

去年の後志利別川は雪代の大増水で中下流部は釣りにならず、それ故上流のトロ瀬に大アメマスがたまって良い思いをした。しかし今年は早くも水位が下がっており、去年のポイントは底が丸見えのチャラ瀬となっていた。
豊田橋付近迄下がると若干ゴミがルアーに引っ掛かるも、水量はいい感じ。だが釣れたのはいずれも20cmのチビアメとチビニジ。でかかったのは禁漁の「あの魚」で、70cmクラスが足元でラインブレークしてしまい、3,800円のTOMツチノコルアーごと持って行かれてしまった、トホホ・・・。この時期にこの川の中・下流部はヤバイと気付き、港へ移動。
鵜泊漁港にて渓流用のライトタックルで小型海アメの入れ喰いを楽しんだ。
この港の一画を網で囲ってサケ稚魚を育てており、そのおこぼれを狙って海アメが集まってきていたのだが、4日に丁度その網を引き揚げるところに出くわした。
港中サケ稚魚の群れで溢れかえり、あちこちでアメマスのボイルが始まった。これは千載一遇のチャンスと興奮したが、意外にも網の引き揚げ前よりもヒット率は極端に落ちた。
いかにミノーやサケ稚魚フライが魅力的なアクションをしようと、チェイスはして来るが喰って来ない。なにしろアメマスは数十・数百匹の「サケ稚魚の固まり」に対して突っ込んで来るのだから。数十個のルアーを連結した「群れルアー」ってできないかしらん?
太櫓のプレジャーボート港へ移動。ここも釣れたのは小型のアメマスのみ。
この日は透明度が高く、なんと巨大なサクラマスが回遊して来たのが見えた。すかさず数メートル先にミノーをキャスト。リトリーブするとジャストタイミングでサクラマスの目の前を泳いだ。
すると奴はあろう事か、ミノーに襲いかかるどころか反転して逃げてしまうではないか!
なんでなんで?!
釣果
アメマス    30匹位        20cm〜50cm
ニジマス  1匹   20cm
ホッケ  7匹   30cm〜35cm
ヒットルアー・フライ
SCネイティア、シーウォッチャー、チヌーク、VIXENミディアムディープ、カミオン、SCスプーン、ファントム、サケ稚魚フライ、スカッド

2001.4.18    北檜山

太櫓港にて強風の中、下手糞なフライキャスティングをやっていたらシューティングラインがクラッシュして収拾がつかなくなり早々に断念。またしても車にルアータックルを取りに戻る。
渓流用の小型ミノーが当たりパターンのようで、海アメの入れ喰い。良型の海タナゴまでミノーで釣れた。
しかしアメマスは小型が多い。70cmを遥かに超えるモンスターが水面近くを悠々と泳いでいったが、これはルアーに見向きもしなかった。
今度は川用5番のフライロッドを持ち出し、ウーリーバーガーを引いてくるとウグイばかり釣れた。
再びルアータックルに持ち替えるとアメマスしか釣れない、同じ場所からキャストしているのに。
この事はタナだとかアクションのつけ方だとかが、いかに釣果を左右するかを物語っている。
そして、ルアーよりフライが有利と言われているこの時期に、いかに自分のFFが下手っぴかを物語っている。
釣果
アメマス    20匹        20cm〜40cm
海タナゴ
  1匹   30cm
ウグイ  5匹   30cm〜45cm
ヒットルアー・フライ
ツィンクル、SCネイティア、ラピッド、TOMツチノコ、ウーリーバーガー

2001.4.7    北檜山

鵜泊港には無数のサケ稚魚が入っていた。
10m程沖にはウグイらしき群れが海中を埋め尽くしていた。
すかさずゾンカーやサケ稚魚フライをキャストし高速リトリーブしてやると、数十匹がドドッとチェイスしてくる。しかし足元でUターンしてしまう。ピッとフライを強く引くと再び反転して追ってくるが、なかなかヒットしない。
業を煮やしてルアーロッドを持ち出し、ミノーで小魚のパニック状態を演出してヒットさせたのはアメマス。ルアーチェンジして数匹釣り上げたのはどれもアメマス。
ウグイだと思っていた100匹余りの群れは何と海アメだったのだ!
しばらくして群れが去ったので、堤の反対側へ移動。
再び群れを見つけ、ルアーをキャスト。ドドッと追って来たのは海タナゴだった。
しかしこれはヒットさせる事はできなかった。
釣果
アメマス    5匹        25cm〜45cm
ヒットルアー
シーウォッチャー、トラウティンサージャ

2001.3.25    北檜山

太櫓港は釣り人ゼロ。ついに秘密兵器を試す時が来た。
それはフライロッドに「太鼓リール」を取り付け、シューティングヘッドとラインを巻いたもの。
リール本体を90度回してキャスティング。シュートするとスピニングリールのようにラインが出てゆく。
リールの角度を元に戻してリーリング。う〜ん、これはなかなかいい。
何だかルアーみたいで、生粋のフライマンからは邪道呼ばわりされそうだが、これならバスケットは不要だし、シューティングラインのもつれから開放されるのが有難い。
あとは釣れれば文句なしだったんだけど・・・・。
鵜泊港へ移動。
ルアータックルに替え、ミノーを引いてくると、チェイスしてるのが見えた。トゥイッチを入れるとヒット。
海アメというより海岩魚というサイズだったが、このところ坊主続きだったので、うれしい一匹だった。
釣果
アメマス    1匹        30cm
ヒットルアー
シーウォッチャー


2001.3.17〜18    北檜山

寒中キャンプ&釣行を決行。
太櫓川河口の浜をルアーとフライで攻めるも反応なし。
この日の午後、隣りの港で十数本上がったと聞き、早速移動したがすでに時合は過ぎていた。
夕方浜に戻ってみると、ルアーマンがサージャでヒットさせていた。
・・・・・わしらがさっきやって反応すらなかったのに。
どうも微妙にタイミングを逃しているようだ(あるいは単に腕か?!)。
翌朝も浜で駄目で利別川へ。
ウェーダーが水漏れしていて靴下がぐちょぐちょ。
寒び〜!テントで昼寝だ〜。
ところが戻ってみるとテントが風で吹き飛ばされ、シュラフから何から水没していた。
水浸し、砂まみれの用具類を回収し終わった頃、体力・気力は限界を迎えていたが、それでも太櫓港に最後の望みを託した。チェイスはあったものの結局惨敗。
それにしても島牧に比べて釣り人が少ない太櫓だが、夜明けから日没後まで入れ替わり立ち代りロッドを振る人の絶えることはなかった。
まったく物好きな人間の多いことよ・・・・・って泊まり込んでる奴の言うセリフじゃないけど。
釣果
坊主

2001.3.11    島牧

この日は何だか釣れそうな予感がした。
午前中、中の川で反応なし。
午後は江ノ島18番にて12ftロッドで60gジグをキャストし続ける。
そして!!  朝の予感は当たる事なく終わった。
こうなったら次回はいよいよ「あれ」の出番だな。
フライリールにはシューティングヘッドとエアロシューターが巻いてあるし、ラインバスケットも用意できたし(100円ショップで買ったカゴだけど)。
釣果
坊主


2001.2.24    島牧

まず入ったのは大平湾。
潮まわりがよかった・・・・かどうか見てもわからなかったけど、大勢人がいたからきっといいんだべ、と思って場所を決めました。
11時頃に始めてすぐにアメマスがヒットした。
「ヤッタ、ヤッタ」と喜びをかみしめながら一服していたら急に吹雪きだした。
あれ程いた釣り人も昼過ぎには二人だけになり、(釣れる)魚もどっかへ行った。
午後は江ノ島に行ってみた。
大平以上に釣り人が並んでいた。
風が強くて、さしものフライマンもほとんどがルアーロッドに持ち替えたようだった。
湖でテンカラをやってしまう節操のない私は当然ジグをキャスト。
そしてこれも当然のように釣れずに撤退。
釣果
アメマス    1匹        40cm
ヒットルアー
ファントム60g
 

2001.1.20    島牧

ちょっとは寒気も緩み、風も弱く、今日島牧へ行かなくてどうする。
と、勇んで来てみたものの、皆さん釣れてない。当然自分も釣れない。
皆さんが釣れてる時でも釣れないのに、皆さんが釣れてない時に釣れる訳がない。
などと愚痴りながらジグをジャーク&フォールしていたら遂にヒット。
うおぉぉぉ!今までにない強い引きだ。
もしかしてサクラマスかぁぁぁっ!
ようやく波打ち際までよせてくると、何だか暴れ方が変だ。
よく見ると海アメのスレ掛かりだった。
今日、途中の釣具屋で買ったばかりのルアーなのでシングルフックに交換していなかったのだ。
アメマスさん、ごめんなさい(背中だったのでそのままリリース)。
釣果
アメマス    1匹        45cm
ヒットルアー
ファントム40g
 

2001.1.7〜8    島牧

有名なポイントはどこもあきれる程の人出。
釣れてる人は一人で何本もあげていたが、全く釣れない人も大勢いた。
自分はもちろん後者。旅館に一泊までしたのに・・・・・
そういった経費も含めると1cmあたり千円以上という大変高級な「あるお魚」は釣れた。
今回使用した大手メーカーのジグ用12ftシーバスロッドは、厳寒時に縮むのか逆並継がきつくて入りにくくなる。
無理矢理はめ込むと抜くのが大変なので、浅くジョイントしたままジグをキャストし続けていたら「バキッ」と音がしてロッドの三分の二が吹っ飛んでいった・・・・・・・・二十一世紀は平和な世界になりますように。
遠い目をしながらそんな事を考えていた。
釣果
カジカの子    1匹        10cm
ヒットルアー
カミオン


2001.1.2    積丹

久々のTEAM やぁ、鱒夫くん揃い踏み。時化のため余別来岸漁港へ。
21世紀第一投は新作Agルアーのフィールドテスト。
「しまった、フックにラインが絡まっちゃった(通称エビ)。」
水中でルアーがグルングルンまわっている。
しかしよく見ると「エビ」になってな〜い!単にルアーのバランスが悪いだけ。
(製作者の名誉のために言っておくと、フックサイズを大きくしたらちゃんと泳いだ。)
この日は強風で、渓流用の新作Agルアーでは飛距離が出ず断念。
寒さでバックラッシュ中村が30秒で車に撤退。地球釣山本が30分でダウン。
結局、防寒着でガッチリまかなったキャッチ前リリース桜間だけが釣果を出した。
釣果
アメマス    2匹       30cm〜35cm
ヒットルアー
ファントム28g、ショアラインシャイナー6cm

夕まづめに80cmオーバーの昆布がヒット!

2000.12.30    島牧

先週いい思いをした中の川河口へ。
一時半頃入渓.....じゃなかった入浜してすぐに45cmの海アメがヒット。
こりゃあ幸先いいぞと思ったが後が続かず。
ノーヒットで川の左右をウロウロしていたが、四時頃になると急に喰いが立って来た。
45cm前後のサイズが多かったが、一匹だけ60cmの丸太ん棒のように太いのが釣れた。
波打ち際でのヒットが多かったのでミノーにチェンジしたがヒットせず。動かし方が悪いのか?
再びジグを遠投すると、また手前でヒットした。
この日は軽量ジグの棒引きが当たりパターンだったようだ。
釣果
アメマス    6匹      35cm〜60cm
ヒットルアー
ファントム28g


2000.12.29    長万部港

船揚場のあたりでアメマスを釣った人がいたが、こちらにはチェイスもない。
ライズがあるのでそちらにジグを投げてジャーク&フォールすると案の定ウグイがヒットしてきた。
結局海アメは釣れず。
このコーナーの1999版をご覧いただくとわかるが、昨シーズンもここで同じ事をやって同じ結果を出していた。
全っ然進歩していない。
釣果
海ウグ ?!
ヒットルアー
ファントム28g


2000.12.23    島牧

いよいよ島牧へ。まずは有名な江の島に入る。
弱い出し風で波も穏やか。
久々のヘビータックルでメタルジグをフルキャストし、ジャーキングしていたら汗だくになってしまった。
全くあたりがなく、周りの釣り人もどんどん引き上げていったので、中の川に移動。
いつも駐車スペースがびっちりだったのに今日は誰もいない。タイヤの跡が新しいから、きっとここも釣れずに引き上げたのだろう。
案の定ジグでもスプーンでもあたりがないので、やけになって渓流用の小型ディープダイバーに付け替えたら何とヒット!ジグ用のタックルに渓流用ミノーという、タックルバランスもなにもあったもんじゃないが、釣れたからいいのだ!
その後ジグを遠投して数匹釣れたが、ヒットしたのは全て岸から10m以内の所だった。
本当は遠くでアメマスを掛けるのがジギングの醍醐味なんだけど、今日はライトタックルでやった方が良かったみたい。
釣果
アメマス    5匹       30cm〜48cm
ヒットルアー
シュガーディープ7cm、ファントム28g、清竿堂SSPジグ58g


2000.12.17    長万部港

到着するとエサ釣りのおじさんが竿をたたむ所だった。
「全然だめだね、ユグイも港に入ってないもの。ユグイの群れにアメマスもくっついてるんだけどね。」
その後、駄目なのを確認するためにルアーをキャストするのは虚しい・・・
午後に再度同じ場所に入る。しばらくすると奥の防波堤に居た別のエサ釣り師がやってきた。
なんと70cmクラスのアメマスをぶらさげているではないか!
「いつもはこの辺にアメマスがいるんだけど、今日は向こう側に固まってるみたい。まだごっそりいるよ。」
教えられた場所でキャストすると、数匹のアメマスがミノーを追いかけてくるのが見えた。
やはり「居ない」のではなく「場所が外れてる」と思い、ポイントを丹念に探る事が大事だと教えられた。
釣果
アメマス    2匹       35cm〜40cm
ヒットルアー
シーウォッチャー、ファントム28g


2000.12.10    苫小牧東港

今シーズン初の海アメ狙い。
チェイスが2回とバラシが1回あったのみ。魚は居るが相当スレているようだ。
思えば、まだ一度もここで釣った事がない。トホホ・・・
海アメなんて、それが普通か。バイトがあっただけマシか。
アレも釣れた?し・・・・・
釣果
イソギンチャク
ヒットルアー
Kuuusamo Lipa イソギンチャクスペシャル?