海アメ釣りトライ&エラー
1999初冬〜2000春
2000.6.17
同じ日に上流域のイワナを釣り、本流の疏上アメマスを釣り、そして海アメを釣った。
こんな事ができるのも北海道ならではなんだろうけれど、それにしてもアメマスってつくづく不思議な魚だと思った。
釣果
イワナ
20cm〜30cm
アメマス
35cm
海アメ
35cm(以上、同一種だが釣り人からすれば、見た目も含めて全然違う)
他に、ヤマベ、ニジマス、ソイ、ウグイ、ウキゴリ
ヒットルアー
チップミノー4cm、ライトニングウォブラー3g、SCスピナー6g他
2000.4.15
37号線が通れる時間帯を見計らって再び利別川の前回と同じポイントへ。ディープダイバーを封印したにも関わらず、最初にヒットしてきたのはサクラ。そして同じ立位置で60cmオーバーの上りアメマスが釣れた。
おかげで37号線通行解除の時間を過ぎてしまった。「海アメ」のページなのに海まで行ってないですけど。
釣果
サ●ラマス 水中リリースに付未計測
アメマス
65cm
ヒットルアー
ライトニングウォブラー10g、SCスプーン10g
2000.4.9
有珠山噴火の関係で緊急業務ができたのと、交通路が遮断されたのとで釣りは自粛していたが、今週は強引に北桧山方面へ行ってきた。いやぁ、遠いのなんの。
風と波に辟易して鵜泊港へ。今回購入した海のチップミノー「シーウォッチャー」を試してみる。さすが2,800円もするだけあって、海底から40cmオーバーが飛びついて来た。ただしカジカ。その後、拾ったスプーンでチビ海アメも釣って坊主は免れた。
後志利別川は雪代で、特に目名川合流点から下流はゴミがリップやフックに引っかかってルアーはお手上げ。種川より上流は水量こそ多いが濁りもゴミも少ない。
ミノーのフックにラインが絡んでしまい、川面をパシャパシャ引いていると、いきなり何者かが水面を割ってルアーに襲いかかって来た、しかしフッキングせず。いる、でかいのがいる。やる気を出してキャストする事数投目で遂にヒット。久しぶりの50cmオーバー、しかもアメマスとは思えない程でっぷりと体高がある。何しろドラグジージーのファイトの最中、白い斑紋が見えるまではサクラマスだと思っていた程だ。
釣果
カジカ 45cm
チビ海アメ
25cm
上りアメマス
55cm
ヒットルアー
シーウォッチャー7cm、チヌーク7g、Aile
Mode-D
2000.3.24〜25
雨男ならぬ暴風雪濁流男、バックラッシュ中村氏がやって来た。やはりその通りの天気になった。それでも太櫓まで遠征したが、我々の心情は次のように変わっていった。
サクラマスのボイルがあればショアから狙ってみたい。→もちろん海アメでもいい。→ウグイでもカジカでも何か釣れて欲しい。→釣れるなんて贅沢は言わないからチェイスだけでも確認したい。→エビがフックに引っかかってくるのでもいい。→コンブでもいい。
その後、長万部漁港でウグイが釣れて嬉しかったこと。
釣果
海ウグ様 30cm〜40cm 10数匹
ヒットルアー
ファントム他ジグ28g〜40g
2000.3.18〜20
島牧〜北桧山で釣り三昧決行。天候も含めて状況はいいし、どっかで釣れるでしょう。できれば60cmオーバーを釣りたいな、今シーズン40cm台止りだし。万一、海アメがだめでも後志利別川の上りアメマスを釣ればいいし。
釣果
江の島:坊主、泊川河口:坊主、須築港:坊主、吹込港:坊主、後志利別川河口:坊主、後志利別川豊田橋:坊主、後志利別川兜野橋:坊主、太櫓川河口:坊主、鵜泊港:坊主、太櫓港:坊主、長万部港:坊主。
このうち江の島、泊川河口、利別川、太櫓港ではすぐ隣りの人が釣っていたから魚がいなかった訳ではない。やはりフライに分があるようだが、ルアーのスプーン、スピナーにもヒットしていた。
実はフライも持って行ったのだが、下手糞なため、バックスイングで毛針を砂にたたきつけて壊してしまい、ストリーマーがホッパーのように水面をジャンプしたのですぐやめた。
利別川でユスリカにライズがあり、ルアー・フライでどでかウグイが入れ喰いになっていた。ウグイでもノーヒットよりましかと思ったが、なんと自分だけ坊主。
太櫓でフライマンが連続ヒットしていたので、3cmのサージャをストリーマーのようにスッスッと引いて2回バイトがあったが2回共ばらしてしまった。結局それ以外はあたりもチェイスもなく終わった。トホホ・・・・・
2000.2.27
やっと島牧でやる時が来た。弱い出し風でルアーがビュンビュン飛んで行く。でもこういう日はあまり釣れないという・・・。
60gのジグをぶん投げてジャーク&フォールを繰り返していた。しかし江の島・レストハウス前は海草がひっかかるのと、ジャークする腕力がなくなってきたため、赤灯寄りに移動。軽目のジグをファーストリトリーブしたところ待望のヒット。
港内でのライトタックルもいいけど、やはり浜での海アメ釣りは素晴しいですな。フルキャストして遠くで掛けると面白いのなんの。これだからジギングはやめられない、疲れるけど。
50cmをちょっと切る程度のサイズだったが2000年代初の島牧海アメは、やはり嬉しい。かつてTHEフィッシングというTV番組で、村越正海さんが積丹の海アメを釣った時に見せた「ヒャッホー踊り」を舞いたい気持ちを抑えてリリースした。
よ〜し次は60cmオーバーだ、と意気込んでみたものの、今回何故釣れたのか(というかいつも何故坊主か)が解明できたわけではないので、客観的にみて次回が坊主である可能性は甚だ高い。バスフィッシングのシーズナルパターンのような理論を海アメに当てはめれば釣れるようになるのでしょうか。誰か教えて。
釣果
アメマス 48cm 1匹
ヒットルアー
ファントム28g
2000.2.13
天気予報で島牧方面の風速が6m以上の時は海岸ではもっと強くて、私の腕ではジグでも無理。で、再々度長万部へ。
なんかライズしているのでルアーを投げてみると、丸々と太ったウグイ(アカハラ)。
かつてここでアカハラの群れの周りを海アメがついて泳いでいるのを見た事があるので、もしやと思いキャストし続けるも釣れてくるのはアカハラばかり。引きが強いので今度こそはと思ってみると、スレ掛かりの大アカハラ。
2000年代になって未だチビ海アメ一匹しか釣っていないというのに、アカハラはでかいのがボコボコ釣れてくる。
第三代ウグイ名人、中村英二氏から、第四代の称号を譲り受けないうちに竿をたたんだ。
釣果
海ウグッ! 30cm〜45cm 20匹位
ヒットルアー
ファントム28g、ラパラCD、シルバークリークスプーンDUALFACE
2000.1.29
島牧に行くのに何で皆早起きするんだろうと思っていたら昼から風が強くなるからだと知りました。
この日も着いたら皆さん撤退するところ。せっかく来たからと60gのジグをぶん投げるも、あまりのタフコンディションに30分でギブアップ。またしても太平洋側の長万部港へ。
誰もいないので、また駄目かなと思っていたらアメマスが釣れた。2000年代初の海アメなので、小ぶりだったが写真を撮ってリリース。
その後、フォーリング中に再度あたりがあったがばらした。何しろ風が強くて糸ふけが全然とれない(言い訳)。
釣果
アメマス 30cm 1匹
ヒットルアー
TR-SURGER
2000.1.23
日本海は天候が悪そうなので長万部漁港へ。ここは二月中旬からシーズンだと思っていたが、結構海アメ狙いの人が来ている。もしやと思い、ミノー・ジグ・スプーン・スピナー迄試してみるが全然駄目。ベイトフィッシュの群れも入っていなさそう。ジグヘッドにワームを付けて底をピョンピョン動かしていたらカジカが二匹釣れた。
2000年代初のヒットはカジカ。海アメはいつになったら釣れるのでしょう。
釣果
カジカ 30cm〜35cm 2匹
ヒットルアー
ストレートチューブワーム
2000.1.15〜16
湯川豊さんの著書にイワナは淵の底より源流より、過去という場所に多く逃げ込むとあったが、海アメも然り。
「昨日はここ(須築川河口の浜)でジグの人が60cmオーバー釣ったし、僕もフライで48cm釣ったよ。でも今日は全然だめだね。」
丁度その時、私は須築港内にいて坊主だった。
午前中江の島で誰も釣れていないようなので撤収し、その日の夕方出会ったルアーマン。
「江の島で午後から何本か上がってたよ。」
実はコビチャナイ河口付近で一度だけ当たりがあった。
「よし、きたっ!」と思わず叫んでしまった。
しかし5秒でばらし。あぁはずかしい、大声出さなきゃよかった。
隣の釣り人さん、海草を引っかけたんじゃなくて本当に当たりだったんだってば・・・
釣果
2000.1.1〜3
2000年第一投をAgミノー2000型でやるというバックラッシュ中村氏と島牧へ。
やはり吹雪いていた。大平湾で車を降りてみたが、風が強すぎて撤退。江の島海岸でロッドを振っている人を横目で眺めながら須築港へ移動。元日早々数名来ている。Agミノー2000型のミレニアムキャストは16投目でリップが折れてペンシルベイトと化した。
その後吹込港でも釣れず初日終了。
2日目は天気も穏やかで、何だか釣れそうな予感。しかし予感だけに終わった。
「今日はアメマスがいないからだな。」と言って撤収する途中、アメマスを釣り上げている人がいた。蛍光ピンクのジグだった。
「やっぱり我々もあのルアーを持っていなかったのが敗因だな。」
なかなか腕前のせいにしないTEAM やぁ、鱒夫くんだった。
3日目は苫小牧東港へ移動。目の前でアメマスのボイルがあってもルアーにヒットせず。
魚影が濃く活性が高くても釣れないという事実の前に、我々もようやく「もしかして俺達って下手?」と気付き始めていた。
釣果
1999.12.30
この時期にしては珍しく風が弱そうなので、今シーズン初の島牧へ。 大平湾に続々車がやってくのので自分もそこに入る。
前回のリベンジとばかりに60gのジグをフルキャストすると、一投目から新調ロッド初のあたり。しかし釣れたのはホッケ。
その後も空振りしたのは3〜4回だけ。ホッケの入れ喰いとなった。
しばらくホッケと遊んだ後、有名な江の島海岸へ移動。
広い砂浜だが釣人は一箇所に集中している。海を見るとそのあたりに細長い帯ができている。これが「潮目」というやつか(実は違うけれど)。
普段川釣りばかりやっている私は、潮の読み方がいま一つわからない。それで、川ではなるべく人の入っていない場所に入渓するが、海アメの際は人が多い場所に来てしまう。
やはりそこはポイントだったようで、近くのルアーマンが海アメを釣りあげた。そして自分にも遂にヒット。
今シーズン初の一匹。そして海アメ連敗記録を1900年代中にストップさせる事ができた。
釣果
-
ホッケ 多数
-
アメマス 45cm 1匹
ヒットルアー
-
ファントム60g
1999.12.26
真冬の日本海用にと12ftのルアーロッドを購入した。早速試してみようと、苫小牧東港へ行った。
浜から60gのジグでフルキャストの練習を繰り返したが釣れないので、人が多く並んでいる岸壁に移動した。
そこで海アメのボイルというのを初めて目撃した。目の前でパニックを起こして飛び跳ねる小サバの群れにガポンッと襲いかかる様子は迫力満点。
隣のルアーマンはイワシカラーのミノーで入れ食い。周りのルアー・フライマンもぽつぽつ釣れている。しかし自分には全然釣れない。チェイスしてくるだけ。
周りが釣れていない時に自分だけ釣れると、天狗と言われようが気分は最高、しかし今回はその全く逆のパターンで悔しいったらありゃしない。
後で冷静に考えてみると、少し沈むミノーをジャーキングするのがヒットパターンだったようだ。
それと港ではヘビータックルよりもライトタックルの方が良い・・・。
釣果
1999.12.12
バックラッシュ中村氏と後志利別川のアメマス釣りに行く事になった。
天気予報では檜山は暴風雪警報が出ている。でもせっかくこの日のために彼がレンタカー迄借りたのだからと高速に乗る。
豊浦〜長万部通行止の掲示があった。今金で吹雪いてきた。状況は悪くなる一方だ。
で、何とか丹羽地区にたどり着くと、利別川の川面いっぱいに氷塊が流れている。まるで紋別の流氷を見ているようだ。
「先週はここでアメマスを釣ったんだけどな〜」
この暴風では瀬棚の海アメも無理だろう。何とかロッドを振ってみたいと、長万部漁港にやって来た。しかし魚の気配すら感じられずすぐに退散。
結局、高価なレンタカー(日産ステージア)と高速代を使い、ルアーを数回キャストしただけという、いかにもTEAM
やぁ、鱒夫くんらしい無理・無駄の多い釣行となった。
釣果