道東遠征キャンプ&釣行

2001.8月

道南・道央のウグイ釣りのスペシャリスト、キャッチ前リリース桜間とバックラッシュ中村が、道東の鱒釣りという専門外の遠征を決行。
渓流、湖、海のカラフト用ルアータックル、それに毛鉤も積み込む。
初日は定番の丸瀬布で元気のいいニジマスをミノーイングで楽しみ、夜はビール片手に遅くまで盛り上がる。
翌朝、飲みすぎのバックラッシュ中村をテントに残し、キャッチ前リリース桜間が目の前の川でニジマスを釣る。これがその日以降の二人の坊主記録と坊主逃れ記録更新を分けた。
中湧別の釣具屋のおばはんにカラフトマス情報を聞く。
「お盆で定置網を上げてるから釣れるよ。チヌーク?釣れるよ〜。」
常呂港等にもカラフト狙いの釣り人は大勢いたが、日中釣れている風もなかったので一気に知床まで移動。
オチカバケ川でライズがあったが全く相手にされず。知床と言えば「オショロコマが釣れ過ぎるので節度ある釣りを。」とか本にかいてあった気がするが、国道付近は超スレているようだ。上流なら釣れそうだがヒグマが怖いので釣り下るとすぐ海に出た。
河口近辺に並ぶカラフトマス狙いの釣り人の多さにびっくり。この日、宇登呂側だけで1000人は居たのではないか。
「明日はいよいよわしらもカラフト釣りじゃ。」
テンカラ竿を持って浜辺をウロウロするあやしい釣り師の我々は期待に胸をふくらませた。
翌朝、カラフトマスの群れは来ていた。しかし釣れない。
ルアーをキャストすると追って来るどころか跳ねが沖に遠ざかってしまう。煙草を吸って眺めていると目の前でジャンプする。ルアーを投げるとまた遠ざかる。
キャッチ前リリース桜間が海中で転倒し、買って間もないデジカメを駄目にする。したがって今回は画像なしです。
さらにバックラッシュ中村はインターラインに小石が詰まり、取れなくて竿先をポキリと折る。
日が高くなったところで打ちひしがれて撤収。阿寒へ向かう。
阿寒湖フィッシングセンターで入漁券を購入。夏場なので湖はあきらめ、阿寒川に新設されたC&R区間に入る。
入渓点で餌師が二回も良型ニジマスと数分のファイトの末、竿を伸されてバラすのを見てやる気を出す。
上流でキャッチ前リリース桜間が40cmオーバーをいきなりヒットさせたが後が続かず。バックラッシュ中村は入漁料払って結局坊主。
足寄で初めてちゃんとしたキャンプ場にテントを張り、相変わらずビールを飲む。
翌日は帯広の戸蔦別川へ。
拓成湖では管理釣場ルアーのTOMツチノコ、川ではチップミノーと使い分けたキャッチ前リリース桜間はニジマスとカジカをキャッチするも、チップミノー一本槍のバックラッシュ中村は坊主。札幌へ帰る途中に鵡川でも竿を出してみるが坊主。
移動距離が莫大な割にはヒットした魚が少ない釣行であった。バックラッシュ中村の感想。
「北海道は丸瀬布以外に魚が居ない。」
でも目の前でライズが・・・・・
「いいや、居ないったら居ないのっ!」

釣果                       
武利川、湧別川:ニジマス 15匹位 
ウトロ:  坊主
阿寒川:  ニジマス 1匹位
戸蔦別川、拓成湖:  ニジマス 3匹位  カジカ 1匹
鵡川:  坊主
 
ヒットルアー
チップミノー4cm、チェイスミノー5.5cm、ツチノコ45、TTクランク35